
概要
omusubi不動産が拠点を構える千葉県松戸市の八柱エリアに誕生した、クリエイターやアーティストの拠点「せんぱく工舎」。 1階は地域に開かれたショップ、カフェ、本屋やバルとして、2階はアーティストや作家さんのアトリエなどに使われている。八柱地域の新しい拠点として、またローカルなエリアからDIYカルチャーを発信する港のような場所として、入居者のみなさんと大切に育てている。

地域のためになぜこの企画を実行したか?
アーティストやお店を始めたい人を応援できる場所を創るため、企画。
また、入居者と地域の人の繋がりを大切にし、せんぱく工舎が地域の魅力の拠点となることで、地域自体をさらに活性化したいと考え、プロジェクトを開始。

実行の中での課題
せんぱく工舎立ち上げ時、まず、オーナーさんからお貸しいただくまでも理解を得るのに時間を要した。
代表の殿塚がたまたませんぱく工舎の周辺をランニングしていて、この物件を発見。
そこから、オーナーさんに貸してくれるようアプローチを開始。しかし平成になってから使われていない状態だったこともあり、最初はオーナーさんも活用のイメージが湧かず、この時点からせんぱく工舎のオープンまで、3年の月日がかかった。
「ぜひ企画書を見てほしい」とお話ししたところから、実際に借りられるようになるのに1年。
それから、どうやって改修するのか、お金はどう負担するのか、誰がどこまで責任を持つのか。、契約書をつくるのに1年。
最終的に、omusubi不動産に1棟お貸しいただけることになり、そこから入居者を募集して、それぞれのテナントさんが開店の準備をして、オープンするまでさらに1年を要した。
また、オープン後もせんぱく工舎自体が入居者の船出を応援していくというコンセプトであるため、入居者の入れ替えもあり、少しずつ雰囲気は変わっていくため、イベント開催や新しい取り組みなどにチャレンジすることで、場としてのエネルギーが途絶えないようみんなのモチベーションを保ち続けることを常に意識している。

施策
神戸船舶装備株式会社という法人さんが持っている社宅を改装してできた空間。
この元社宅は昭和35年に建てられており、規模はなんと約400㎡と超巨大!
この貴重でレトロな元社宅を、神戸船舶装備株式会社のご協力の元、一棟まるまるお借りして、室内全てがDIY可能なクリエイターの拠点として運営している。
1階はカフェやショップ・2階はアトリエやオフィスとなっている、
そんなせんぱく工舎では、毎月月末最終土曜日に、オープンアトリエやお店の営業、イベントなどを行うオープンデイを開催している。

効果
オープン時には、ほぼすべての部屋の入居が決まり、クリエイターの拠点として人気に。
入居者による主催イベント〈せんぱくまるしぇ〉が企画されたり、
せんぱく工舎として〈にわのわアート&クラフトフェア〉に出店したり、
近隣の高校へ出張授業に出向いたりと、いろんな活動に発展している。
この場所で生まれた企画が、せんぱく工舎を飛び出し、国際フェスティバルへの出店や出展、さらには全国で活躍するアーティストの誕生につながっている。地域の拠点としての役割を果たすと同時に、クリエイターが活躍するきっかけを提供する場として機能している。2024年国交省の主催する「地域価値を共創する不動産業アワード第2回」にてサブリース部門で優秀賞を受賞。